この記事では、子供と一緒に朝ヨガ・夜ヨガと題して保育園で実際にやっている遊びながら実践できるヨガ遊びや、ヨガをすることによっての効果などをまとめてみました。

目次
子どもと一緒にヨガ!

最近では、ヨガと聞いて知らない人の方が少ないですよね。そもそもヨガとは何なのか?調べてみたところ、
ヨガとは呼吸を整え、瞑想(めいそう)の世界にはいって、正理と一体になること。古代から伝わるインドの身心鍛錬の方法。近年は健康法としても行われる。瑜伽(ゆが)。ヨーガ。
引用:google検索
私も20代の頃からヨガのレッスンに通っていました。ヨガも色々な種類があります。
妊娠中もマタニティヨガをしたり産後も子どもを連れて産後ヨガに通ったこともあります。
元々身体を動かすことが好きなので妊娠中・出産後も身体を動かせることが魅力的です。
また手軽に家でも出来ます。子どもができてからは通う時間もないので、家でヨガをします。家事育児で特に冬は身体がバキバキで身体も縮こまりムズムズして気持ち悪くなります。

子どもと一緒に朝ヨガ・夜ヨガ!子どもといっしょにヨガあそび

ここからは、わたしが実践している事をお話しします。
まず、子どもといっしょにお風呂から出たらまだ身体があたたかいうちにヨガをします。
ストレッチに近いかもしれませんが呼吸も少し意識してリラックスしてのびのびと心がけています。
自分のためにもなるし子どもも楽しめて一石二鳥です。娘は習い事でチアガールをしているのですが、身体がかたいのでよく「お風呂上がりにストレッチしてね」と先生から言われます。
ストレッチを強制的にやるとイヤになってしますので、あそび感覚で楽しんでいます。
動物の名前のポーズが多いので親しみやすく楽しめます。
楽しそうにやっていると1歳の次女もニコニコと寄ってきて真似して足をあげたり足をバタバタさせてしっかり参加しています。

電気も蛍光灯ではなく白熱球のような暖色系の明かりで暗めにしてリラックできる雰囲気にすることも大事なことだと思います。
朝ヨガは、子どもといっしょにやってもいいのですが、ママが一人でじっくりやる時間にしてもいいなと私は思います。
朝子どもより早く起きた朝。
こっそり自分の時間としてゆったりやってもいいです。平日は、バタバタしてできないかもしれませんが、土日や平日でもちょっといつもより早く起きてしまった時など。
朝は入浴後の夜より身体がかたくなっています。
ゆっくり深呼吸して15〜20分くらいでもヨガを行ってみると一日のスタートがいつもとは全然違いますよ。
脳も身体もバッチリ覚めます。今の自分の身体を見つめ直せるかもしれません。

子どもにとっての睡眠

子どもの睡眠は脳の休息をはじめ、からだの修正や疲労回復、成長ホルモンの分泌、記憶の整理などのためにも大切です。
睡眠が不足すると脳が動かず、日中の活動が減ります。
からだのゆがみも整わなくなり情緒不安定になり寝つきも悪くなるという悪循環に陥ることもあります。
寝る前のヨガは、質の良い睡眠をもたらします。
筋肉がほぐれて血行が良くなり、深い呼吸で眠りのホルモンであるメラトニンが分泌されるそうです。
こうして身体が温まるとその後からだの自然な動きで逆に体温を下げるので眠りやすい状態になるようです。からだの緊張がほぐれると心の緊張もほぐれます。
心もからだもリラックスさせぐっすりと睡眠がとれます。
ヨガで子どもも大人もぐっすり睡眠へ・・・・
【子供のヨガ】自宅・保育園でもヨガあそびができる!?

以前保育士として働いていた時に、保育でも取り入れたらどうかと思い、私が2歳児の担任をしている時にヨガあそびをしていました。
2歳児は複数担任なので3人担任がいました。
保育は毎日のことなので自分の引き出しはたくさんある方がいいです。どんな状況でも柔軟に対応できるようになるのは簡単なことではないです。
たくさんの経験と日々の自分の学ぶ姿勢が大事ですよね。
そのコツコツ積み重ねたことが今の毎日に活きてくるのです。
保育士だって同じ人はいません。それぞれ趣味・特技も違うし性格も違います。
それぞれの得意なところ・いいところがきちんと発揮できるようなクラスがいいなと思っていたので、他の人がその日のリーダーの時は、保育の内容を聞いて、フォローや準備にも協力して行いました。
ある時は、即興を盛り上げてあげたりしてもらったり笑
その中で私は子どもでもできるヨガというものを知って、また自分もヨガの経験があったことから保育でも取り入れたら楽しのではないかなと思い、ひとつの引き出しとして始めた次第です。
保育は自分から楽しまないと何も学べません。

話がそれてしまいましたが、ここで話を戻します(笑)

ヨガは、特にこの時間とは決めていなくて、朝の自分がリーダーをする日にタイミングが合えば行っていました。
楽しむことを目的として行なっていました。でもその中で深呼吸を意識して入れて呼吸していることがわかるように伝えてみたり、静かに目を閉じて寝てみたり何か感じることができるといいなと思っていました。
2歳児は、すごくノリがいいので保育士が楽しんでいればなんでも真似して参加して楽しんでくれます。

ヨガのポーズのなまえも子供に親しみやすいように工夫が大切!
「これからヨガを始めます」と伝えると子どもたちもヨガモードになります。
ポーズのなまえも親しみやすいものばかりでした。
2歳児でよく行ったポーズは、
- 「ネコのポーズ」
- 「ヘビのポーズ」
- 「山のポーズ」
- 「木のポーズ」
- 「カニカニさんぽ」
- 「忍者ポーズ」
- 「夜でおやすみポーズ」
でした。
なまえはわかりやすいように変えているものもあります。
ひとつ挙げてみます。
「山のポーズ」ポイント→わきをのばす
- 両手を合わせて座る。両手を上にのばし、頭の上で合掌。ゆっくりと深呼吸を繰り返す。
- できる子は手首から上を交差させ、合掌。
- 息をはきながらゆっくりと手を下ろす。
(解説・効果)
脇をのばして、気分すっきりするヨガのポーズ。わきと背骨がのびるので、脳への血流がよくなる。猫背姿勢になりやすい子、呼吸器系の弱い子におすすめ。また、股関節をやわらげて、骨盤周辺の血流もよくする。
引用:ヨガであそぼう!アートヨガほぐしあそび すずき出版
このようにまず私が見本を見せると、真似をして楽しんでいた子どもたちです。
園長先生からも「ヨガするとき呼んでね」と言われたりしていっしょに楽しんだ記憶が蘇ってきました。
2歳児でもヨガはできます。ご自宅でお子さんと一緒に、また保育に煮詰まってしまった方のご参考になさって下さい。

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まとめ
いかがでしたか?
0〜2歳の子どもでも楽しめる動きはたくさんあります。
まずはリラックスすることが大事なので、ふれあい遊びやベビーマッサージから始めても良いと思います。
補助してあげながらその子に合った段階で楽しめるといいですね。
お母さんも育児にイライラしたり身体が凝って気持ち悪い時はヨガをしてみてはいかがでしょうか。
子どもがいるとリラックスできない方は、子どもが寝たあと少しでもヨガをするとすっきりしてよく眠れるかもしれません。
日々の生活に追われていると本当に息をしていることなんて意識しないですよね。
ヨガをすることによってきちんと呼吸を意識します。すると自分の身体とも向き合える時間になると思いますので、是非行ってみて下さい。

参考文献:もっとゆっくり、もっとやさしく あかちゃんからの自然療法 クーヨン クレヨンハウス