【ライナスの安心毛布】って知っていますか?
ライナスの安心毛布の由来とは?
ライナスの安心毛布。
この言葉皆さんは知っていますか?
私の親友のあかちゃんが、「特定の毛布を持ち歩いている」というので「ライナスの安心毛布」だなぁと思い、数年前に受けた赤ちゃん学の資料を見返してみました。因みにその子は9ヶ月くらいの時かららしいです。
ちなみにライナスとは、スヌーピーで有名な「ピーナッツ」という漫画に登場する男の子のキャラクターで、いつもお気に入りの毛布を引きずって歩いているキャラクターの名前です。

スヌーピーのキャラクターのライナス
ライナスの安心毛布という言葉で検索してみると、、、
安心毛布とは、人が物などに執着している状態を指す。一般で言う「お気に入り」や「愛着」がこれにあたる。漫画『ピーナッツ』に登場するライナスがいつも肌身離さず毛布を持っていることにより「ライナスの毛布」とも呼ばれる。
幼児は何かに執着することで安心感を得ている。成長するにつれ、幼児の時に執着していたものから離れていくが、大人になってからでも新たに執着することがある。子供がよく人形や玩具を離さずに持ち続ける様を「安心毛布」であると言える。
引用元 wikipediaより

との内容が記載されていました。
ライナスの安心毛布ってどうゆうものがあるの?
子どもにとってライナスの安心毛布とは、
- タオルやおくるみ
- 毛布
- ハンカチ
- 人形
などなど様々なものがあります。
実際に保育士として保育園に勤務していると、園や施設に持ってくる子が多いです。
ちなみにアメリカやヨーロッパでは約7〜8割の子どもがライナスの安心毛布を持っているそうです。
そして日本では約6割の確率で持っていると言われています。
ライナスの安心毛布というのは、自分の感情を立て直す、感情の調節、自立発達の一つです。
また、人工乳・時間で決めて生活しているひとりで眠る年子の子などが持つ確率が高いそうです。
そして気質的には、刺激に敏感な子は持ちやすいとも言われています。

【ライナスの安心毛布】我が家のケースをご紹介します

我が家でのライナスの安心毛布の事例をご紹介します。
うちの子は持ち歩いたりするものはありませんでしたが、気付いた時からバスタオルやハンドタオルなどの端の硬い部分をカミカミする癖があります(ちなみに長女です)。
自分のタオルケットの端は、今やもうボロボロです(笑)
他のタオルを渡しても、結局はいつも同じタオルケットを噛み噛み・・・。
「おいしいんだもん〜」と言いながら最近も噛んでいますが(現在5歳)、口に何かを入れるということは何か心に足りていないものがあるのかもしれませんね。
しかしながら私自身も子どもの頃カミ癖がありました。
本人は無意識で噛んでいるのですが、心の立て直しもあるのかもしれません。
または、不安・寂しさ・疲れなどいろいろな気持ちや体の要因で噛んでいるのでしょう・・・
ここで注意したいのが、
その子にとって心の拠り所である毛布は取り上げてしまってはいけない
という事は覚えていた方が良いと思います。
うちの場合だと、長女がカミカミしたタオルケットはもうボロボロ。
でも、長女にとっては大切なタオルケット。
洗濯の回数は増えますが、心の拠り所である安心毛布は処分できないので、常に寝るときは長女の近くにあるようにしています。
以上ライナスの安心毛布でした。




