この記事では、軽井沢風越学園の途中経過報告会に行ってきて、私が感じた事や思った事などをまとめてみました。
軽井沢風越学園に共感し、報告会へ参加したお話し
突然ですが、皆さん軽井沢風越学園ってご存知ですか?
風越学園について、私は2017年の段階で開校予定であることを知り、教育方針がなんて素敵なんだ!と感動したのと同時に娘が丁度1年生になるタイミングであることにさらなる熱い思いに火がつき、今まで楽しみに経過を見守ってきました。


風越学園で大切にしている事として、
軽井沢風越学園では、 幼稚園と義務教育学校(小・中学校)の子どもたちが混ざりながら、 遊びひたる・学びひたる体験の積み重ねを大事にします。
子どもたちが何かにじっくり集中、探究できるようなたっぷりとした時間を12年間ゆったりと持ちます。
引用:軽井沢風越学園(設立設置認可申請中)より
といった方針で教育をしてゆくという事です。
風越学園が気になる方、または報告会の様子などご覧になりたい方は軽井沢風越学園(設立設置認可申請中)のホームページを是非一度ご覧ください。


なぜ風越学園に興味を持ったのか?

まず私が軽井沢風越学園に興味を持つことになった理由についてお話しします。
学校教育の中で大きな問題としていることの1つで、今まで私が保育でぶつかってきた乳児保育の問題も同じなのかもしれないと思った事があります。
そして、学校教育以前に0・1・2歳児の乳児保育からずっと同じ問題がこの日本にはあるのだと気づきました。
私は保育士として保育をする時は乳児クラスに入ることが多いです。
長く務めた保育園では乳児保育の大切さを知り、さらに学び個々を大切に個々に寄り添い、故意に集めたり待たせたりみんなで同じことをするのではなく、ひとりひとりの発達やペース本人の思いを尊重し、子どもの動きに合わせて大人が動く、子ども主導の保育をしてきました。
また愛着(アタッチメント)について学んでからは、親だけでなく保育者もアタッチメントの対象になることから、保育者の存在は大きいこと間違いなしだと思っています。

アタッチメントを学んだことで、上手く話せない乳児の動きには思いもきちんと含まれていてその動きによって子どもたちの思いや、その子どもに隠される背景などもよみとる力もつけさせてもらいました。
アタッチメントがしっかり形成されていることから、様々な本人の意欲にも繋がっていきます。
乳児のあそびもまた大切で、発達に合わせたあそび、その中で子どもたちの姿を見て遊びを広げられるように、あそびの提供や保育者もあそびに入って盛り上げることも必要です。
乳児でどのように過ごしたかということが、幼児クラスへ行った時に表れてくると思います。
そのくらい乳児クラス(0・1・2歳児)は大切なのです。

軽井沢風越学園の報告会へ参加して感じた事

説明会に参加してみて思ったことは、まず沢山の方が風越学園に期待を持っていることが伝わってきました。
公教育に対して真剣に考えている方たちがたくさんいるのです。
先生方の熱い気持ちも伝わってきましたし、何と言ってもレベルが高い先生たちばかりだと思いました。
そして教育の中にあたたかさがあります。
いいなぁ、すごいなという思いが溢れてきました。
子どもたちの
- 〇〇したいをダメと言わず見守ってくれる。
- 子どもたちの自主性を大事にしてくれる。
- また保護者もいっしょに学校を創り上げていく主人公と言ってくれる。
自分も今まで以上に力になりたい気持ちになりました。
説明会後の一言目が夫婦で「やっぱりいいなぁ」と。
どうなるか分かりませんが、娘に行かせてあげたいなぁと思いました。
説明会の内容は、
- 入園入学までの流れ
- 募集対象と募集人数
- 選考方法
- 学費とその他の費用
- 授業科等減免制度
- 生活(通学、昼食、放課後)
といった内容でした。
はじめにも書きましたが、これらの詳細はHPに載っていますのでそちらをご覧ください。
以前に書いた子どもたちのための保育、そして私の夢という記事で長野県の教育について少し触れていますので、そちらも是非ご参考になさってください。