【乳児の保育】保育者必見!保育園の環境設定について考える

乳児の保育、環境設定について

今回は乳児に視点を置いて、保育園での環境設定について書いていこうと思います。

人的環境(保育者の関わり)と物的環境がありますが、今回は

  1. 物的環境設定について
  2. 遊びの環境設定の重要なポイントについて
  3. コーナー設定について

といった物的環境について解説していこうと思います。

保育室を見ればどのような保育をしているか見えてくると思います。

【乳児の保育】物的環境設定について解説します!

乳児の保育、環境設定について

まず子どもたちが保育士からの指示で動かず毎日の流れを理解して、見通しをもって自分で行動できるようになるためには、環境設定が必要不可欠です。

何事もその時に行うのではなく、前もって準備・設定しておくことが大事です。

自分のものがきちんと準備されていれば、安心して自ら動きどんどん自分のことに挑戦してできるようになります。

その自信がまた次への自信へ繋がるのです。

ここで言う準備するものとは例えば、外遊びに行く際の帽子・靴下・上着(冬の場合)靴・着替えなどです。

子どもの動きに合わせたところに準備しておけば、子どもたちが自分で自分のものを手に取ることができます。

また、外から帰ってきた際手洗いをすると思うのですが、手を拭くタオルやもしくはペーパータオルの設定、給食の際は配膳は前もってしておきます。

自分のエプロンの片付ける場所や着替えた服を入れる場所、午睡着の準備、コットや布団の準備など子どもが動く前に設定準備しておく必要があります。

乳児は複数担任で保育をしているので、シフトで大人の動き(保育士の動き)や役割をはじめに決めて1日を流していき、また試行錯誤しながら見直していくことが大切だと思います。

このように子ども主導の動きができる保育をしていくと自然と保育士自身の考えや子どもに対しての見方や考え方が変わってくると思います。

誰のための保育なのか、初心に戻って考えてみてくださいね。

【乳児の保育】遊びの環境設定の重要なポイントとは?

乳児の保育、環境設定について

遊びの環境設定もまたとても重要なポイントです。

今回は室内の環境設定についてです。

子どもたちが毎日安心して、自分の好きな遊びを自由にできる場所を提供しなくてはなりません。

また子どもたちの動線を考慮して棚や玩具の配置を決めていく必要があります。

また死角のないような配置であることも考えなくてはなりません。

ポイントは、好きな遊びを自分で選んで自由にできる環境を作る事です。

そして自由に遊べる環境設定についてですが、年齢で遊ぶ玩具は変わってきます。また内容も変わってきますよね。

もちろん変わらないで使えるモノもあります。発達でどんどん遊びも広がってきます。

1年の中でも子どもたちの様子を見て、玩具を入れ替えたり増やしたり時には減らしたり作ったりしながら、コーナー設定を考えていきます。

そのほかに発達に合わせて提供できる遊びも考えていきましょう。

【乳児の保育】コーナー設定について

乳児の保育、環境設定について

乳児の保育でのコーナー設定について例をあげていきますね。

まずは、

絵本のコーナー・・・見やすいように厳選して数冊設定するのが良いでしょう。たくさんありすぎると子どもたちも目に入らず手に取りにくいです。

ままごとコーナー・・・ままごとコーナーは保育に質がよく表れるなんてよく言われます。1歳児であれば再現遊びと言って経験や見聞きしたことを再現することや身近な人(お母さんやお父さん)の真似をして遊んだりします。再現ができるようなものを用意してあげるとあそびが広がります。

再現あそびがのちのごっこあそびに繋がってきます。

1歳児】1人あそび・再現あそびは心の成長になくてはならない

ブロックコーナー・・・大きいレゴブロックや井形ブロック、他ハメやすいものがいいです。また取り合いにならないように少し多めにあるといいでしょう。ブロックで作ったものを何かに見立ててあそぶ姿も見られます。

安心できるコーナー・・・天井が高い場合天蓋をつけてあげると落ち着けるでしょう。ゴザやマットを敷いてクッションを置いてゴロゴロしたりして好きなように過ごす場所です。

手先を使ってあそぶコーナー・・・マジックテープをはがしたり、ボタンはめなども用意すると良いでしょう。他にひも通しや洗濯バサミなどを使ったものもあります。


上記はあくまでも一例なので、同じようにする必要はありません。

クラスの子どもたちによってあそびは違いますから担任の保育者同士で考えて設定するのがいいです。

例に出したままごとコーナーと安心できるコーナーが合体していても良いし、ままごととお世話コーナーなどを合体させることもありますよね。

また、これだけではなくあそびに刺激が欲しい時などは、再現遊びで洗濯バサミやハンカチを出して洗濯ごっこをしたり、手提げバックを持って買い物ごっこをしたり、あそびは保育者の考えようでどんどん広げていけます。

2歳児になればごっこ遊びがだいすきなので、色々な遊びを発展して楽しめます。

是非保育者都合のあそびではなく、子どもたちが自由に好きなあそびができる環境を作ったり提供してあげてください。

保育者も楽しむことで、子どもたちもイキイキと輝いて楽しむことができるでしょう。

【乳児の保育】私の娘の体験談

乳児の保育、環境設定について

私の娘の体験談として、我が子が1歳児の時のお話をします。

いまだに保育者が出した玩具でしか遊べない保育をしている園はたくさんあるのではないかなと思います。

実は、私の娘の保育園もそうでした。

私の娘の保育園では、ブロックでしか遊べなかったり、おままごとも座って決まったものでしか遊べなかったり、ねらいがよくわかりませんでした。

あちこち動く回るのが嫌で座らせたくて、散らかして欲しくなくて、おもちゃ拭き(おもちゃ消毒)をラクしたいと言う保育者都合な理由しか見えてこない、そんな気がしてなりませんでした。

そんな娘の状況を見て、環境の設定について改めて考えさせられましたし、大切さに気付かされた体験でした。

私も現役保育士として働いているからこそ、色々思うところもあったのかなと思っています。

まとめ

いかがでしたか?

  1. 物的環境設定について
  2. 遊びの環境設定の重要なポイントについて
  3. コーナー設定について

といった乳児保育の物的環境についてお話ししました。

1歳児の時期は、自立して歩けるようになり、あちこち色々歩いて探索したりします。

興味持ったものに対して関わったり触ってみたりしたい時期です。

そんな大切な時期を潰してしまうかもしれませんよね。

そうならない為にも、環境の設定というのはとても大切な事なのです。

是非参考になさって頂ければ嬉しいです。

きちんと環境を設定してあげる事で、子どもも保育者も共に成長して行けるのではないかなと思っています。

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保育士を10年程してきました。2児の母です。 母として、保育士として同じ子どもと向き合う毎日ですが、子育てと保育は違います。2つの視点からちょっとしたことから真面目なお話をブログに綴って行きたいと思います。 少しでも子育てしている方の参考になるように、またホッと息抜きできるような場所にできたらなぁと思っています。 何かお悩みや質問などありましたらお気軽にどうぞ。