1人あそび・再現あそび
一人あそびとは、自分の世界に入って一人でそのあそびを深く楽しむことです。再現あそびとは、お母さんがやっていることや、生活のあらゆることを真似してあそびの中で取り入れていくことです。1歳半頃までによく見られる一人あそび・再現あそびの様子紹介しようと思います。
1人あそび
少しづつ友だちの存在も必要になってきますが、一人でじっくりあそびに向き合う時間も大事です。一人あそびは、思考力、想像力を培うのに大切な活動です。
子どもの手の届くところに一人で選んで遊べる玩具を置いておくと良いでしょう。一人あそびしている時は、大人は口や手を出しすぎないようにひと段落するまで見守ってあげましょう。

我が子は本を見ている時間が多く、集中して絵を見てペラペラとめくっていたりします。

みにくいアヒルの子が泣いている絵を指して「えーん。えーん。」(アヒルが泣いてるよ)と言って、たまに振り返って私を探して教えてくれたりします。
「ここにいるよ」「見ているよ」と言う気持ちを込めてうなずいてあげることで、見守られている安心感からも深く一人あそびの世界に入れているようです。
再現あそび
大好きなお母さんがやっていることをあそびの中でたくさん模倣するようになります。ごはんを作ったり、洗濯物を干したり、掃除機をかけたりテーブルを拭いてくれたり・・・。時には私がトイレへ行くと「じょうずじょうず〜」と拍手してくれたり頭を撫でてくれたりるします。あらゆる日常の行動をよく再現してくれます。
また食べ物がなくてもそこにあるつもりで食べる真似をし、相手にも同じ行為を勧めてきて相手がそれに応えるとにっこりします。本当は食べていないのに食べたつもり、相手にも食べさせたつもりになります。この行為は会的学習の始まりともいえます。
オススメの絵本
我が娘は、「くだもの」という絵本が気に入っていて一つ一つ果物を食べさせにきてくれます。繰り返し何回も楽しんでいますね。この絵本はとっても読みやすく、くだものも身近にあるものなので分かりやすく喜んでくれますよ。


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またもう一つ娘がはまっている絵本があります。「おつきさまこんばんは」です。



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人気の絵本ですよね。裏表紙のおつきさまがベーっと舌を出しているのが好きで、よく同じくベーと舌を出して真似しています。
絵本の絵を見て真似するのも楽しんでいる娘です。
見立て遊びとは
台所用品や生活用品ではなく、それに見立てて遊べるものを用意しておくと遊びが豊かに広がっていきます。例えば、お人形を赤ちゃんに、ハンカチやタオルをお布団に、ボウルをおなべに、お手玉を食材に見立てて遊びます。またブロックで作ったものを車や列車、動物などに見立てて遊びを広げたり積み木を道路や建物に見立てることもあります。


うちにある人形はよく赤ちゃんに見立てられ、1歳の娘に抱かれて「いいこ、いいこ」と頭を撫でられギュッっと抱かれています。時には買い物カートに乗せられ移動していたりします。
人形用の布団に寝かされ、かけ布団を掛けてあげていたりとその光景にわらってしまいますが、かわいい姿ですよね。「ねんね〜、ねんね〜」と言っていました。お母さんになったつもりなのでしょうね。
自分のしてもらっていることを再現したり、見立てたりしているので本当によく周りのこともみているなと感心してしまいます。
同時に親は子どもとの関わり方や対応の仕方、声の掛け方など気をつけなくてはいけないなとハッとしますね。子どもはそのまま真似して遊びますからね(汗)
保育士もそうです。子どもとの日々の関わり方が家庭での遊びの姿で表れてきます。怒った言い方や一方的な言い回し、伝え方をしていればそのまま子どもは吸収します。園での保育士の関わり方が見えてきてしまいます。
子どもは本当に良いことも悪いことも何でも吸収しますよね。

1歳4ヶ月の娘のお人形遊び
1歳半になった娘は、さらに真似することにレベルアップし、何でも真似したり同じことをやりたがる姿が見られるようになりました。
お姉ちゃんが泣いていると泣き真似したり、手を洗っていると自分も洗うと訴えてきたり、お姉ちゃんがリュックを背負うと自分もリュックを背負いたいとリュックを持ってきたり。同じことができるととても嬉しそうです。仮装も一丁前にしたいと言うようになりました。
再現あそびは、この後「見立てあそび」「つもりあそび」「ごっこあそび」へと繋がっていきます。これは友だちとの関わりの中であそびを広げていくことで子どもの心の育ちへ繋がっていきます。ごっこ遊びは心の成長になくてはなりません。
